県内の有効求人倍率

平成18年8月の有効求人倍率は、前月を0.01ポイント下回って 0.73倍となった。
 有効求人は、前月比で0.8%増(11か月連続増)、前年同月比で15.1%増(8か月連続増)、有効求職は、前月比で2.3%増(2か月連続増)、前年同月比で 6.7%減(9か月連続減)となった。<上記の数値は季節調整値、下記の記述は原数値(対比は前年同月比)>
 新規求人は、一般16.3%(688人)増、パート19.4%(338人)増、全体で17.2%増(5か月連続増)となった。 職業紹介状況は、紹介件数が6.2%減の9,789件となり、就職件数は5.2%減の2,171件となった。新規求職者比の就職率は、1.5ポイント減少(7か月振りの減)して 32.8%となった。
 本県の労働市場は、建設、情報通信、医療・福祉、サービス業を中心に求人が増加基調にあるものの、求人条件の質的な改善が遅行していることから、就職率や求人充足率の伸びに繋がっていない。量的には改善しているが、労働者を取り巻く求人条件等の雇用環境は依然厳しさを伴ったものとなっている。