①情報収集

 以前は、職業安定所を除くと、友人や知人に頼る以外は、新聞広告のみが再就職先を探す手段でした。しかし、今は情報化社会であり、就職先を探す方法も増えました。例えば、インターネット、様々な求人情報を掲載したサイトがありますし、企業が独自で自社ホームページで求人募集を行っている場合もあります。とは言え、やはり当地域においてはハローワークでの斡旋が大半ではないでしょうか。
 ハローワークには求人検索用タッチパネルがあります。希望の事業所を探すのが第一の目的ではありますが、その前に

  1. 自分の求める仕事がどの程度あるか
  2. どのような職種の募集が多いか
  3. 応募条件にはどのような意味があるのか

の情報収集を行ってみてください。
 当地域の雇用に対する全体像や、自分の求める仕事の企業がどのような人物像を求めているのかなどが見えてくるはずです。

自分の求める仕事がどの程度あるのか ハローワークの検索用タッチパネルで自分の年齢、自分の求める仕事、希望する賃金・休日・業種などの条件を絞り込めば結果が減るはずです。そう、自分の条件に合うような仕事など思うほどに無いのが現実なのです。
どのような職種の募集が多いのか IT関連が発達し、廃棄物処理やリサイクル業が生まれ、介護関係が急速に台等していますので、これらに関連した職種が増えていることが分かるはずです。
応募条件にはどのような意味があるのか 職務能力
経験した職務内容と従事した期間が評価の目安になります。たとえ経験が無くても携わる仕事に向いているか否かを問う場合もあります。
年齢制限
求人側の内情や目安で制限を付けますが、必ずしも厳密ではないようです。
資格の有無
法的に仕事上必要となる国家資格以外は、資格がないと仕事に従事出来ないわけではありませんが、有利ではあります。しかし、持っているから必ずしも再就職できるとも限りません。

この段階で自分の決定した大まかな方向性もまた少し固まってくるのではないでしょうか?